2009-10-25

薪のお風呂の旅      

高校時代から親友・宮崎友行(以下 ともやん)のご両親が四万温泉から至近距離にある実家で薪風呂を使っていると聞き、「見てみたい」と電話すると「俺も休みだから行くかい?!」というので、車に乗り、榛東村の岩田のたまごで卵と卵かけごはん用醤油とカステラの手土産を買い旧・子持村で待ち合わせ、ふらりと行ってきました。
途中、ともやんが両親に到着予定時刻をメールをする仕草がパソコンチックなので思わず、パシャリ。
ともやんの実家に行くのは自動車免許を取得した20年以上前。道中は昔話に華が咲き、とても綺麗なお姉さんの勤めていたジーンズショップ5(ファイブ)の前を通るも、空き店舗。ちょっと寂しい。
随分と変わった商店街を抜けると、霊峰 嶽山(たけやま)は霧で見えなかったけど
箱スカRX-7 FCでゼロヨンしたストレートを制限時速で走ると・・・
群馬県最初の農業高校である、母校の農場。
カーブやアップダウンが続き、秋の気配を随分と感じ出すと
初めてともやんの実家に行った時に100匹はゆうに越す大群のニホンザルを見た場所に到着。山村の棚田です。日本の原風景ですね。以前は猿に釘付けでしたが、加齢とともにすばらしいなぁと思えるようになりました。
炭焼き小屋も現役です。軽トラの荷台にチェーンソーだけ乗せたおじさんとしばし語らう。

そして、到着。その地名は寺社平 ジシャダイラ
ジシャデーラとも言うそうです。
左の山の先は六合村で、右が四万温泉で、その奥は、冬は苗場スキー場のナイター照明で明るいそうです。
田舎の特権を行使し車を道端に適当に停めて歩き出すと昭和10年築の農家の漆喰に薪の山♪

挨拶をして玄関に入ると土間に薪ストーブ♪たまりません。薪は裏の大工さんから廃材を使い放題との事、羨ましくも、エコですね。
手土産を渡した途端に、この辺りの標高でしか採れないと言うインゲンをごっそりお土産を頂く♪
見せて頂くつもりがお母さんが「沸いてるからどうぞ~」と図々しくも入らせて貰う事に♪

薪風呂からの景色に中年の私も思わず、うっとり。お湯が刺さないというか、柔らかく感じます。
温泉のように浴後がポカポカ。湯冷ましに半裸でサンダルを履いて庭を歩く頃には自宅のような振る舞い。自身では、使えないようなものがバンバン目に飛び込みます。
お母さんに「ごはんだよ~」と言われ、実の息子ともやんと同様に座るともちろん無農薬で作った新鮮野菜や豆腐ハンバーグなどなどがずらりと並びます。
お父さんが板前さんに教わった、だし巻き卵。
先程見せてもらったインゲン。茹でるととても緑が鮮やかでシャキシャキ!こんにゃくのお刺身♪みょうがとナスのふる漬け♪早く食べたくてピンぼけ!撮ったあとはカメラを放り出してお代わりも頂き、新米も堪能。ご馳走様でした。食後は建物の事やら野菜や地域の話をしつつ、これまたお土産として頂いた唐辛子など嫌がるお母さんをよそに家の中を見せて頂く。

庭に出るとお父さんが・・・んん?!「それってなんですか??」即答で「どんぐり!」と言う名の猿!!
地域一体の作物を動物から守る柵に引っ掛かってしまった猿を飼っていると言う事です。その後、地名の話から明治期に六社を統一したと言う稲裹神社に軽トラに乗り換えて出向く。その後、日向見の薬師堂を見たいということで、四万温泉へ。甌穴と呼ばれる、何万年もかけ川底の石が流されずに同じ場所で揺れ動き、その摩擦によりくりぬかれた穴は130m程の間に、大小あわせて8つあるそうです。水はもちろんキレイです。そして、県内最古の寺院建築の日向見の薬師堂。必要最低限の材料で造られているそうです。その後、秋の曇り空を強調するような表示を後に戻ると薪ストーブを点けてくれ、お茶を頂きました。帰り際には、ともやんから「俺がいなくても勝手に遊びにくりゃ~いいじゃん」との事まで頂き、帰路となりました。ありがとう。